各方位には、関係の深い「体の部位」があります。
住む家で「問題のある場所」の方位に関係する運気、健康状態に影響が出ることもあります。
※「問題のある場所」・・・風水対策が必要な場所
◎身体で調子が悪いと思う箇所がある場合
下記表に対応している方位を「風水アイテム」や「パワーストーン」で化殺しましょう。
◎健康に関する問題が起こりやすい間取りと化殺方法
・トイレ
風水ではトイレは家庭の健康を司るとても大切な場所とされています。
陰の気が留まる不浄の場所といわれており、昔は家の中にトイレを作ってはならないとされていたほどです。
どんな家でも必ず化殺する場所のひとつです。
マンションなど、トイレに窓がない場合は特にしっかりと化殺をしてください。
化殺方法・・・「紫のネット入り水晶」を吊るし「竹炭」を置くと良いでしょう。
・隣の建物の角が向かってきている家
このような家を稜角殺(りょうかくさつ)といい、凶相となります。
角は建物の気を一点に集めて放射する作用があり、強力な気を受け続けると身体に悪影響を受けます。
隣の建物の角が自宅に向かっていると「殺」の気を呼び込み、体調を崩したり、病気がちになり気力が衰えます。
化殺方法・・・玄関の外に建物に向けて「凸面八卦鏡」を掛けます。
さらに玄関の両脇に「獅子一対」を置くか「獅子牌」を貼ることで、邪気を跳ね返します。
また、角が向かってきているあたりに「水晶を埋めた鉢植え」を2、3鉢置くと凶作用を抑えられます。
・天井の簗
天井の簗の下は「高圧殺」といって角先から殺気を放ち、その下にいる人は負の気の影響を受けてしまいます。
特に簗の下で寝ると安眠が得られず、体調を崩します。
また、机などを置いて仕事や勉強をすると集中力を欠き、能率が上がりません。
化殺方法・・・簗の両脇に「圧殺水晶施渦墜(あっさつすいしょうせかつい)」を吊るします。
さらに簗の下に「水晶の六角柱」を上に向けて置くと良いでしょう。
・寝室の場所
寝室の場所は下記の「本命卦」で決めます。
◎これらの方位は、部屋の位置、部屋の中のベッドの位置、枕の向き全てに言える方位です
天医
・大吉とされる方位で、ぐっすり眠ることができる最適の方位です。
延年
・中吉の方位。「天医」が取れない場合に「延年」に合わせましょう。
・「延年」の寝室は夫婦仲が良くなり、家庭運もアップすると言われています。
伏位
・小吉の方位。「天医」や「延年」の他に、この方位も落ち着いて眠ることができます。
生気
最大吉とされるとても良い方位ですが、元気な人にはエネルギーが強すぎるため気が高ぶってよく眠れない場合もあります。
疲れが溜まっている人や、元気がない人はパワーアップのためにも生気方位がおすすめです。
(病気をしている人の場合、マイナスエネルギーを強めると言われているので適しません。)
◎凶方位に位置してしまう、向いてしまう場合
・寝室がどうしても「凶方位」に位置してしまう場合
寝室にする部屋の中心(小太極)から見た「吉方位」に寝るようにする。
また、頭の向きを吉方位に向けて寝ることで、影響を和らげることができます。
◎寝室の方位が最大凶の「絶命」に位置する場合
「絶命」は必ず避けなければならない方位です。
安眠できない、身体の不調などが起こりやすく、運気を下げる原因にもなります。
避けることができない(部屋が変えられない)場合は凶作用を弱めるために化殺で対策を行います。
化殺方法
・水晶やアメジストを置いてリラックスできる空間を作る
・気の安定盤を置いて、部屋と自分の気を安定させる
・モリオン(黒水晶)でベッドを結界する
◎その他、気を付けたいポイント
・寝室に全身鏡などのむき出しの鏡がある
鏡は気を跳ね返す働きがあるため、部屋の気が乱れて不安定になります。
使うとき以外は、必ず布やカバーなどをかけて置きましょう。
また、寝ている自分がうつる場所に置くのも避けましょう。
・寝室のドアを開けると、正面に枕が来る
このようなベッドが置き方は凶です。
ドアを開ける度に、寝室の外からの外気が直射する場所は、不安定で落ち着かないエネルギーをもたらします。
安眠できない、健康を害しやすいと言われています。
健康運に関する様々な事例や、対策方法は相談事例でもご紹介しています