玄空飛星派(三元玄空風水)


風水には、大きく分けて巒頭(らんとう)理氣(りき)という2つの見方があります。

【巒頭】間取りや周辺環境など、目に見えるものから判断する風水

【理氣】時間経過や方位などの目に見えないものから判断する風水

理氣は主に「方位」と「そこに入居した時期」からの影響で考えます。

 

その理氣で代表的なのが玄空飛星派です。

 

 

三元九運という時間のサイクルを用い、そのサイクルの推移によって旺衰する九星により、吉凶を判断する流派を相称して「玄空派」と呼びます。

そのうち建物の完成時期(入居時をとる場合もある)と、建物の坐と向から決定する「宅運盤」により、盤の数字を方位や部屋ごとに当てはめたり1つの部屋にこの盤を重ねて、

窓や入口にどの数字が来るのかを見て吉凶を判断します。

 

 

「時間」+「方位」の考えを取り入れた風水の看法です。

中国占術では三元九運という運気の流れがあり、180年を1つの周期とし、それを20年ずつ9つの周期に分けます。

建物への入居時期により決定します。

そして、建物の坐向により決定する宅運盤を作ります。24通り×9運で216通りの宅運盤があります。

 

 

 

第八運の時期に、一番エネルギーが強く、旺の作用が現れるのが8の数字です。

また、次に来る9の数字が二番目、その次の1の数字が三番目に良いとされ、6の数字も一般的には悪くないとされています。

4の数字は組み合わせにより、旺や衰の作用が現れるとされています。

第八運の時期に悪い作用が現れる数字は2、5、3、7です。

 

(例)2016年5月に入居した場合

 

第八運になり、玄関の向きが巽方向で乾山巽向の物件となります。

 

「宅運盤」を用いて、図面に数字を当てはめていきます。

部屋に対してだけでなく、玄関、全ての窓やドア、ベッドなどに対しても、どの数字が当てはまるのかを見ていきます。

 

 

各部屋、玄関、全ての窓やドア、ベッドの位置や頭の向き、勉強机やデスクに対して吉凶判断していきます。
ふすまで分けられている部屋の場合、ふすまの有無でも部屋に対する数字が変わるため、凶の場合はふすまの有無でどのように変化するかなども見ていきます。

化殺が必要と思われる箇所や問題点には、風水アイテムやパワーストーンでの化殺対策も併せてアドバイス致します。


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