当店でも取り扱っている「陰宅風水鑑定」による、墓地建立のご依頼をいただきました。
お客様に掲載の許可をいただきましたので、建立までの流れを写真とともにご紹介いたします。
陰宅風水について
正統風水には大きく分けて「陽宅風水」「陰宅風水」の2つがあります。
「陽宅風水」・・・住居に対する気の良い環境づくりを目的としたもの ※現代で「風水」として一般的に認識されているもの
「陰宅風水」・・・気の良い地に吉相の「墓地」をつくることを目的としたもの
吉相の墓地に、徳のある先祖を埋葬することによって、先祖と子孫の気が感応し、子孫繁栄へつながるとされてきました。
当店では「三元玄空地理術」を使用し、吉関係となる地点に墓石があるかの鑑定、墓石建立するための鑑定を行います。
墓地の選定からご依頼をいただき
同霊園内で一番良い場所を選びました。
選定時期はいつでも良いですが、契約や墓石建立、移動、納骨などの作業は
施主様の生年月日に適した時期である
擇日(吉日時)に行うことが重要です。
また「仙名」亡くなった方の生年月日も重要になり、同様に時期を合わせます。
墓地でも可能であれば気場改良を
おすすめしております。
今回は気場改良も行いました。
竹炭、四隅と中心には水晶丸玉
その他、必要なアイテムを入れます。
気場改良を行う日時も、施主様と仙名の
擇日で行います。
墓石の建立作業中です。
気場改良から日を空けて
こちらも擇日に合わせて作業を開始
しました。
一番上の「竿石」を設置した状態です。
竿石の角度を、仙名、土地、水口に
合わせて調節していくことが必要です。
非常に細やかな作業が必要になります。
「水口」
墓石にとっての「川」となる水の流れ
竿石に羅盤を近づけて計測中の様子。
竿石と水口を吉関係にするための計測を行っています。
水口の位置を決める大切な作業です。
職人さんにも協力いただいて、
角度が狂わないよう、慎重に作業を
行いました。
陰宅風水においても、住宅と同じく
「水」がとても大切です。
子孫の繁栄、財運アップのために重要です。
墓石にとっての「川」となる水の流れが必要になります。これを「水口」といいます。
墓石の前に、合流点のある溝がある場合
それを「水口」とします。
ない場合は、墓石自体に「水口」を
作ることで「川」ができたことになります。
今回は、時期などについても良く、建立までが非常にスムーズでした。
施主様、霊園様、石材店の職人様にもご協力をいただき、納骨まで問題なく終えることができました。
お墓というものは、ご先祖様と私たち子孫が繋がる非常に大切な場所です。
現代風水で環境を整えることも大切ですが、お墓に対しても同じくらい、それ以上に私たちの運気にとって大切だと知っていただきたいです。
陰宅風水について、まずお話を聞かれたい場合も、ご相談を受け付けておりますのでご連絡くださいませ。
撮影・掲載許可をいただきましたT様、本当にありがとうございました。